ラッピングペーパーを折り紙にして折る、色々な箱をご紹介。大きさも自由に変えられるので、実用的な上、これ一つで箱とラッピングを兼ねてくれます。
〜印刷してお使いください〜
− 使い方 −
1.画像をクリックするとPDFが開きます
2.印刷します(ふちなし印刷をおすすめします)
ラッピングペーパー 後Eco Provincial Natural 前Enviro Rouge Poppies
見た目がかわいいだけでなく、折り方が簡単、しかも丈夫、と三拍子揃った折り箱です。こんなに優秀な折り紙の箱があることを、ドイツの方の動画を見て初めて知ったのですが、 その方は山梨明子先生の折り方を参考にされたそうです。他にもこの箱を海外の方々がデコレーションされているのを見ると、世界的にファンの多い箱のようです。 今回「応用編」として、紙のサイズを変えて(同じ折り方で)正方形や長方形などにアレンジする方法を考えましたので、是非ご覧ください。
この箱が初めての方は「Origami box in a box」で検索してみてください(Stempelwieseさんの動画がおすすめ、外国語でもわかるのが折り紙の素晴らしいところです)。
(途中で出てくる計算機は下にあります)
作りたい箱の各サイズを半角数字で挿入してください
長方形の紙一枚から折ることが出来るフタつきの折り箱です
内側にも紙の裏が出ない美しい設計
↑ギフトボックスのような道具箱(A3デザインペーパーをラミネートして耐水性と強度を高めています)
A4コピー用紙を使って下にある動画をご参考に折ってみてください
(練習用にフリーデザインペーパーを印刷してお使いいただけます)
難易度は高めかもしれませんが、一時停止をしながらご自分のペースで折ってみてください
中身に合わせて自由に形とサイズがアレンジできます
作りたい箱の各サイズを半角数字で挿入してください
写真の様に深さのある箱は内側の重なりが多いので予想以上に大きな紙が必要です。
また、深さが横幅の1/2以上の箱は、折り返しが余ってしまうので、余分な部分をカットしてください。
ざっくり切った厚紙を折り込むだけでつぶれにくい箱になります
よく使う道具はふたに収納。裏に小さくて薄い強力マグネット(100円ショップで購入)を貼り付けると金属の道具がくっついてとっても使いやすいです。使用している紙:A3デザインペーパー青い鳥
外箱と内箱からなる高級感のある箱です。ふたのジョイントの部分は凝った折り方をしますが、ハサミやのりが不要なのでお好きな折り紙2枚を使って気軽に折り始めてみてください。
大きめの箱にはデザインペーパーがおすすめ。左:ローズ 右:青い鳥エメラルド
素敵な窓つきのギフトボックス
のり付け不要、本体の箱は伝承の箱なので手軽に折ることが出来ます
窓の部分はカットした食品トレーのほか、透明折り紙などを使用しています
A4サイズ、15cmと7.5cmの折り紙の3種類の身近なサイズの紙を使います。完成まで時間はかかりますが(慣れると30分程度)楽しく折ることが出来ると思います。
写真はひとまわり大きいサイズのひみつ箱をA3デザインペーパーで折ったものです。
友禅和紙で折ると民芸品のようです(金色の部分はグムンドゴールドという紙)
外箱にはA4やA3など縦横比1:1.4の紙を使います。内箱には一辺が外箱の1/2の長さの正方形、鍵には内箱の1/4の正方形を使用します。まずはA4コピー用紙と15cm折り紙で練習してみて下さい。
中に節分の豆や雛あられ、バレンタインチョコ等入れても楽しいです
三種類の大きさの紙の切り方は簡単です
もっと箱を増やして楽しむことも出来ます
2列の仕切りの折り方動画です。一列の作り方もおまけ(4:10〜)で紹介しています。
◎箱とセットで作られる場合は、まず仕切りを作ってからサイズを合わせて箱を折るとぴったりとできます。
動画に登場する甘酸っぱい琥珀糖の作り方動画(YouTube)もあります。仕切り箱に入れると石の標本のようです。
セルとセルの間に2mmのスペースを入れると厚みが出ます
(※2列の仕切りで出来るかは検討中)
3セルの折り線(この先の折り方は4:10あたりからをご参考ください)
お弁当や手作りお菓子を入れられる使い捨ての箱を簡単に作る方法です。プレゼントラッピングの様な見た目もかわいいです。中身に合わせて紙サイズを調整してください。
バッグに入れやすい細長タイプ。食べ終わったら平らに折りたたむことが出来ます。
中身が詰めやすいフラットなランチボックス。ラミネートすると洗って繰り返し使えるので便利です。
ケーキやスイーツのおすそわけにも
下記の計算方法で紙をカットし同じ様に折ります。詳しくは動画7:30〜
1.作りたい箱のサイズをイメージします
2.式にあてはめて計算します
一枚の紙で気軽に折るふた付きの箱。上のランチボックスとの違いはゴムやリボンなしでもフタがしっかり閉まるところですが、こちらの方が少し手間がかかります。A3(42cm x 29.7cm)やB3(36.4cm x 25.7cm)サイズの紙で折るとサンドイッチも入れられます
一枚の紙で簡単に折ることが出来る三角ボックス。おにぎりをコンパクトにつぶれずに持ちはこび出来ます。ラミネートしたラッピングペーパーを使うと繰り返し使えます。
正方形の紙で簡単に折ることが出来る両開きボックス。「ジッパー」つきでしっかり閉じます。表裏のある紙で折ればツートーンになります。
↑デザインペーパーにわとり
こちらは初代より分かりやすく改善した動画です
紙一枚を折るだけでできるフリップトップ型ふた付きの箱です。紙のサイズを調整すると横長からスクエアまで色々なサイズに折ることが出来ます。サイズ調整の説明は動画の10:15〜です
紅茶とクッキーの詰め合わせギフト
折り紙&メモスタンド
カードや口紅などをかわいく収納できるスリムなケースです
中身にに合わせてサイズを調整できます
15cm折り紙一枚で折るとこのサイズ
一枚の紙を折るだけで簡単に出来るケーキボックスのような持ち手つきの箱です
正方形で折ると細長い箱(左)、長方形で折ると一辺が短かくなります(右)
デザインペーパーで折った箱
すぐ出来る! 丸みのあるフォルムがかわいいギフトボックス
正方形の紙を折るだけでとても簡単です。色画用紙などで折ってリボンやレース、ビーズなどをつければさらにかわいいギフトボックスの完成。
デザインペーパーで折った箱
紙サイズと箱サイズの目安
実際に15cm折り紙で折った箱のサイズ
最後に中にしまう両サイドは箱を左右に強く振ったりすると開いてしまう恐れがあります。心配な場合は写真の様に小さなツマミを四隅に作ってみて下さい。
四隅に小さな切り込みを入れます
切り込みから折り曲げてツマミを作るとサイドが引っかかります
下のカプセルボックスより折り方をかなり簡単にしました
21x21cmにカットした当店のデザインペーパーで蓋を、20.3x20.3cmにカットした100円ショップの色画用紙で底を折りました
一色の紙で蓋も底も折ると幾何学的なオブジェにもなりそうです
イラスト:Wikipedia
折り方が単純なので一般的な紙以外でも挑戦してみて下さい
紙を変えてがらりと雰囲気の違うギフトボックスに
デザインペーパーみかん使用
スパイス入れとして末永く使用しています
うさちゃんのお部屋です
ころんと丸みをおびた箱
ラッピングペーパーフロレンティンゴールド
本体はふたより5mm小さな紙で折ります。また、入れ子タイプは子(ふた、本体それぞれ)を親より2cm小さい紙で折ります。
上記のカプセルボックスとほぼ同じ折り目ですが、まん丸でぱかっと開くヒンジキャップタイプに仕上げます。上記のリアルな改良版もおすすめです
カチッと音がしてしっかりふたが閉まる箱です
折り目の反発などにより、しっかりふたの閉まる折り紙の箱を作るのは意外と難しいですが、こちらは必ずカチッと閉まります!
ふたを閉じるとカチッと引っかかる音がします
ふたの裏が箱のふちに引っかかって閉まります
ふたを一度下に押して外側に引っ張る様にして開きます
正方形でも長方形の紙からでも折ることが出来ます
15cm折り紙で折るとこのサイズ↑
紙サイズを計算して
お好みの大きさの箱を折ることも出来ます
(内箱と外箱は同じサイズの紙で折ります)
【5 x 5 x 10cm の箱を作りたい場合】
紙の縦と横の長さの計算方法
縦:5 x 5.33 = 26.65cm
横:5 x 2 + 10 = 20cm
箱の中にもう一つの箱が入っているようなしっかりとした作りの箱。蓋を閉じるには留め具が必要なので、ボタンやビーズでかわいく作ってください
折り紙2枚で作る方法
一枚の紙で作る方法
紙サイズを変えて好きな大きさに折ることが出来ます。
「上げ底」がアクセントの折り紙のうつわ。普通の折り紙の箱より底がしっかりとしていて断熱効果もあるので、ラップを敷いてお椀としても利用できます。パーティーの紙皿や、いざという時に役に立てばと思います。
持ち手がアクセントの便利なトレイ。A4やB4サイズの紙で折ると正方形に近いトレイになり、折り紙で折ると長方形のトレイになります。
使い捨ての紙皿として
ラミネートして丈夫なトレイに
6枚の花びらがかわいい小物入れ
トリンケットボールとは無くしやすいアクセサリーなどを一旦置いておく器のことです
正方形一枚をカットしてのり付けなしで完成。パッチワークのようにデザインを組み合わせてもかわいいです
ギフトトレーは後から小物入れに使ってもらえるかも知れません
6枚の花びらがかわいい折り紙のうつわ。上記の「お花の小鉢」とは違い1枚の紙から折ります。小鉢状から皿状にも折ることが出来ます。大きな紙で折ると実用的なギフトボックスにもなります。折り紙を六角形に切らずに正方形のまま折る方法なので少し複雑ですが、大き目に仕上がります。
30cm x 30cm から折ったギフトバスケット。使用した紙:A3デザインペーパーみかん
30cm x 30cm から折った花器
とても簡単なトレーです。新聞やチラシで折るダストボックスをもっと使いやすく、と思い考案しました。底が3〜4層で場所を取らない長方形なのでキッチンなどで重宝すると思います。トレーの短い辺を持ち上げると丈夫なので片手でもごみ箱まで運ぶことができます。